again today
FOURIEARというユニットを結成して5年になる。
もうそんなに!?という気持ちが8割くらいだが、いわゆる青春と呼ばれる日々の端々に二人が思い返されることを思うと2割くらいは確かにそのくらいになるなぁと思う。
FOURIEARとは、アーティストの坂本真綾さんがただただ好きなことでつながった同い年3人のユニット。
好きをお互いに共有したり、好きをいっしょに表現したり、ゆったり活動しています。
5周年を記念して(後付けだけど)、2月にライブをやった。
初めて3人で一からプロデュースして、たくさんの想いをつめこんで、たくさんの準備をしたライブ。
先日その日の音源を聴きました。
ライブ直後も想いを込めたひとときをつくりだせた感触があったし、本当にすべての出会いに感謝の気持ちでいっぱいだった。
(勢いそのままに当時の感想はTumblrに残してます。)
でも音源を聴いて、ゆっくりとふりかえって、あらためて本当にかけがえのない時間だったなと思った。
なんだか小さい頃好きだった蒸し立ての蒸しパンをほおばってる気持ち。それか牛乳を半分くらいいれたミルクコーヒー。あったかくて優しくて幸福感。
好きな曲、気持ちにしっくり寄り添った歌詞、セッションの響き、お客さんの柔らかな空気、愛おしさ、心地よさ、いっぱいの楽しさ、一瞬の儚さ。
どれが欠けても成り立たなかったあの空間が大好きでした。
“for you”ステージの最後に歌った曲の歌詞が本当にぴったりだなと思う。
何度目か、というくらい言っています。
普段はそれぞれの人生を生きていて、FOURIEARが頭の中から消えてしまっているときもある。活動に乗り気じゃないときもたぶんそれぞれにある。
でもいつもすぐそばにいるような気がするし、手を振るとすぐに応えてくれる。
私たちを結びつけた真綾さんみたいに帰る場所のひとつじゃない?
いつも全力ではないし、まっすぐでもない。でも雑さがない。
人生は音楽だなと最近より思います。音楽をすること、じゃなくて、音楽。
Spending the whole day with you
それは今日もまた同じ。できれば音楽とあなたとともに。
ライブをふりかえったいまの想いとFOURIEARへのお手紙と日々への宣言でした。